UNIVERSITY OF TOYAMA SYLLABUS 富山大学
2019年度 授業案内
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>> 経済学部
  授業科目名
基礎ゼミナール マイシラバス
  (英文名)
Basic Seminar
  担当教員(所属)
高山 龍太郎(経済学部)
  授業科目区分
専門教育科目 必修科目
  授業種別
演習科目
  COC+科目
-
  開講学期
前期・木曜2限
  対象所属
経済学科、経営学科
  対象学年
2、3、4年
  時間割コード
132160
  単位数
2単位
  ナンバリングコード
 
  最終更新日時
19/04/12

  オフィスアワー(自由質問時間)
 

  リアルタイム・アドバイス:更新日   
 

  授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標)
 教科書『やさしく学ぶ統計学──Excelによるアンケート処理』をもちいて、社会調査の基本的な考え方を学びながら、簡単な実習をとおして調査票調査(質問紙調査、アンケート調査)の基本的な手法を体験します。
 高山の専門ゼミ(3年)では、社会調査の実習をおこないます。この基礎ゼミは、専門ゼミで自ら社会調査をおこなうための基礎固めという位置づけになります。3年生のときに、高山の専門ゼミを受講する予定のある人は、この基礎ゼミの履修してください。


  教育目標
 

  達成目標
 社会調査によって資料やデータを収集し、分析しうる形にまで整理していく具体的な方法を学んでいきます。具体的には、以下のような項目の理解を目指します。調査目的と調査方法、調査方法の決め方、調査企画と設計、仮説構成、全数調査と標本調査、無作為抽出、標本数と誤差、サンプリングの諸方法、質問文・調査票の作り方、調査の実施方法、調査データの整理など。


  授業計画(授業の形式、スケジュール等)
*下記のスケジュールは、あくまで目安です。進行状況によって変わってきます。
1. ガイダンス──授業の進め方、社会調査の目的と意義、学生の自己紹介、Excelの習熟度の確認、メーリングリストの作成
2. インタビュー調査実習1(他者紹介)──3〜4人のグループに分かれて、「相手の魅力を探る」ことを調査目的に、インタビューの質問項目を考える。
3. インタビュー調査実習2(他者紹介)──インタビューの心構え(ラポールの重要性、答えやすい項目から質問する、など)の確認、インタビューの実施、メモからインタビュー記録を作成する
4. インタビュー調査実習3(他者紹介)と調査企画(教科書第1章)──インタビューで作成した文書に基づいて他者を紹介(プレゼンテーション)する。調査票調査を例に調査のプロセスを確認する。調査・研究テーマの検討(問題意識の明確化、統計資料や先行研究のフォローによる問題意識の深化)→調査の企画・設計(仮説の構成)→調査票の作成→本調査→データ入力→データ集計・分析→報告書の作成)。
5. 調査設計(教科書第1章)──量的調査と質的調査の長所・短所、全数調査と標本調査、母集団とサンプル、サンプリングの方法(無作為抽出法、割当法など)、調査票の配布・回収方法(面接・留置・郵送・電話・集合)
6. データ入力とクリーニング(教科書第2章)──教科書会社が配布しているExcelデータを用いて、調査票に記入された回答とExcelでのデータ入力の関係を確認する。エディティング(回収した調査票にID番号を打つ、無効票の確定など)、Excelの基本操作の確認、データの入力形式の解説(データは半角数字で入力、一人分のデータは一行で入力、空白はつくらない)、コーディングの方法の説明(単数回答と複数回答の入力方法の違い、無回答と非該当の区別、自由回答のアフターコーディング)。Excelのピボットテーブルを用いて単純集計表を作成し、データ入力ミスを探す。データの入力ミスや不整合があったら調査票原本を確認してデータを修正する。単純集計表から棒グラフを作成する。
7. クロス集計1(教科書第7章)──Excelのピボットテーブルを用いてクロス集計表を作成し、さらに帯グラフ(100%積み上げ横棒グラフ)を作成して、二変数間の関連を見る。データ置換によるカテゴリーの結合。ピボットテーブルの活用(比率の計算、量的変数のグループ化、平均値の計算、レポートフィルタの使用)。
8. クロス集計2(教科書第7章)──各自が調査の問いと仮説を考え、教科書会社配布のExcelデータを用いてクロス集計表を作成し、仮説が正しいかを検討する。ピボットテーブルによる三重クロス表の作成。
9. 独立性の検定1(教科書第8章)──検定の考え方、帰無仮説と対立仮説、実現度数と期待度数、有意水準と棄却域、自由度、Excelによるカイ2乗値の算出
10. 独立性の検定2(教科書第8章)──各自が問いと仮説を考え、教科書会社配布のExcelデータを用いてカイ2乗検定を行う。
11. 調査票調査実習1(調査票の作成1)──調査票見本(教科書第1章28-31頁)の確認、NGな質問(難しい用語の使用、ダブルバーレル質問、誘導質問、キャリーオーバー効果)、回答選択肢の作り方(相互排他的で網羅的、単数回答・複数回答・自由回答)について確認
12. 調査票調査実習2(調査票の作成2)──3〜4人のグループで質問項目を考え、教科書の調査票見本にオリジナルな質問文と回答選択肢を加える。調査票の完成。
13. 調査票調査実習3(調査設計:実査方法の検討)──完成した調査票の再確認、母集団・サンプル・サンプリングを具体的に確定する、調査票の配布・回収の手順を具体的に確定する
14. 調査票調査実習4(データ入力とクリーニング)──調査票に記入された回答をExcelワークシートに入力する。すべての質問項目について単純集計表を作成し、データ入力ミスを修正する。単純集計表から棒グラフを作成する。
15. 調査票調査実習5(データ分析)──各自が調査の問いと仮説を考え、オリジナルのデータを用いてクロス集計表を作成しカイ2乗検定を行い、仮説が正しいかを検討する。
16. 試験


  授業時間外学修
授業終了時に示す課題についてノートを作成すること

  キーワード
社会調査 サーベイ調査 調査票調査 質問紙調査 アンケート調査 インタビュー調査 聞き取り調査 参与観察法、ドキュメント調査

  履修上の注意
あたり前ですが、授業には、必ず毎回出席してください。積極的に発言できる学生を希望します。

  成績評価の方法
授業時の活動状況や課題の提出状況などによる。欠席が、3分の1を超えた場合は、無条件で不可にします。

  教科書・参考書等    図書館蔵書検索
(教科書)
石村貞夫他, 2009, 『やさしく学ぶ統計学──Excelによるアンケート処理』 東京図書、2500円+税


  関連科目
社会学総論 社会調査論 調査データ解析 質的調査法 地域社会学 産業社会学 

  リンク先ホームページアドレス
http://r-takayama.at.webry.info/
  備考 社会調査士資格の「B科目」に指定されています

000113
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富山大学 SYLLABUS
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経済学部
授業科目名
基礎ゼミナール  マイシラバス
英語名

Basic Seminar 

担当教員

高山 龍太郎(経済学部) 

授業科目区分

専門教育科目 必修科目 

授業種別

演習科目 

COC+科目

開講学期

前期・木曜2限 

対象所属

経済学科、経営学科 

対象学生

2、3、4年 

時間割コード

132160 

単位数

2単位 

 

最終更新日時

19/04/12 

オフィスアワー

  

更新日  

  

授業のねらいとカリキュラム上の位置付け

 教科書『やさしく学ぶ統計学──Excelによるアンケート処理』をもちいて、社会調査の基本的な考え方を学びながら、簡単な実習をとおして調査票調査(質問紙調査、アンケート調査)の基本的な手法を体験します。
 高山の専門ゼミ(3年)では、社会調査の実習をおこないます。この基礎ゼミは、専門ゼミで自ら社会調査をおこなうための基礎固めという位置づけになります。3年生のときに、高山の専門ゼミを受講する予定のある人は、この基礎ゼミの履修してください。 

教育目標

  

達成目標

 社会調査によって資料やデータを収集し、分析しうる形にまで整理していく具体的な方法を学んでいきます。具体的には、以下のような項目の理解を目指します。調査目的と調査方法、調査方法の決め方、調査企画と設計、仮説構成、全数調査と標本調査、無作為抽出、標本数と誤差、サンプリングの諸方法、質問文・調査票の作り方、調査の実施方法、調査データの整理など。
 

授業計画

*下記のスケジュールは、あくまで目安です。進行状況によって変わってきます。
1. ガイダンス──授業の進め方、社会調査の目的と意義、学生の自己紹介、Excelの習熟度の確認、メーリングリストの作成
2. インタビュー調査実習1(他者紹介)──3〜4人のグループに分かれて、「相手の魅力を探る」ことを調査目的に、インタビューの質問項目を考える。
3. インタビュー調査実習2(他者紹介)──インタビューの心構え(ラポールの重要性、答えやすい項目から質問する、など)の確認、インタビューの実施、メモからインタビュー記録を作成する
4. インタビュー調査実習3(他者紹介)と調査企画(教科書第1章)──インタビューで作成した文書に基づいて他者を紹介(プレゼンテーション)する。調査票調査を例に調査のプロセスを確認する。調査・研究テーマの検討(問題意識の明確化、統計資料や先行研究のフォローによる問題意識の深化)→調査の企画・設計(仮説の構成)→調査票の作成→本調査→データ入力→データ集計・分析→報告書の作成)。
5. 調査設計(教科書第1章)──量的調査と質的調査の長所・短所、全数調査と標本調査、母集団とサンプル、サンプリングの方法(無作為抽出法、割当法など)、調査票の配布・回収方法(面接・留置・郵送・電話・集合)
6. データ入力とクリーニング(教科書第2章)──教科書会社が配布しているExcelデータを用いて、調査票に記入された回答とExcelでのデータ入力の関係を確認する。エディティング(回収した調査票にID番号を打つ、無効票の確定など)、Excelの基本操作の確認、データの入力形式の解説(データは半角数字で入力、一人分のデータは一行で入力、空白はつくらない)、コーディングの方法の説明(単数回答と複数回答の入力方法の違い、無回答と非該当の区別、自由回答のアフターコーディング)。Excelのピボットテーブルを用いて単純集計表を作成し、データ入力ミスを探す。データの入力ミスや不整合があったら調査票原本を確認してデータを修正する。単純集計表から棒グラフを作成する。
7. クロス集計1(教科書第7章)──Excelのピボットテーブルを用いてクロス集計表を作成し、さらに帯グラフ(100%積み上げ横棒グラフ)を作成して、二変数間の関連を見る。データ置換によるカテゴリーの結合。ピボットテーブルの活用(比率の計算、量的変数のグループ化、平均値の計算、レポートフィルタの使用)。
8. クロス集計2(教科書第7章)──各自が調査の問いと仮説を考え、教科書会社配布のExcelデータを用いてクロス集計表を作成し、仮説が正しいかを検討する。ピボットテーブルによる三重クロス表の作成。
9. 独立性の検定1(教科書第8章)──検定の考え方、帰無仮説と対立仮説、実現度数と期待度数、有意水準と棄却域、自由度、Excelによるカイ2乗値の算出
10. 独立性の検定2(教科書第8章)──各自が問いと仮説を考え、教科書会社配布のExcelデータを用いてカイ2乗検定を行う。
11. 調査票調査実習1(調査票の作成1)──調査票見本(教科書第1章28-31頁)の確認、NGな質問(難しい用語の使用、ダブルバーレル質問、誘導質問、キャリーオーバー効果)、回答選択肢の作り方(相互排他的で網羅的、単数回答・複数回答・自由回答)について確認
12. 調査票調査実習2(調査票の作成2)──3〜4人のグループで質問項目を考え、教科書の調査票見本にオリジナルな質問文と回答選択肢を加える。調査票の完成。
13. 調査票調査実習3(調査設計:実査方法の検討)──完成した調査票の再確認、母集団・サンプル・サンプリングを具体的に確定する、調査票の配布・回収の手順を具体的に確定する
14. 調査票調査実習4(データ入力とクリーニング)──調査票に記入された回答をExcelワークシートに入力する。すべての質問項目について単純集計表を作成し、データ入力ミスを修正する。単純集計表から棒グラフを作成する。
15. 調査票調査実習5(データ分析)──各自が調査の問いと仮説を考え、オリジナルのデータを用いてクロス集計表を作成しカイ2乗検定を行い、仮説が正しいかを検討する。
16. 試験
 

授業時間外学修

授業終了時に示す課題についてノートを作成すること 

キーワード

社会調査 サーベイ調査 調査票調査 質問紙調査 アンケート調査 インタビュー調査 聞き取り調査 参与観察法、ドキュメント調査 

履修上の注意

あたり前ですが、授業には、必ず毎回出席してください。積極的に発言できる学生を希望します。 

成績評価の方法

授業時の活動状況や課題の提出状況などによる。欠席が、3分の1を超えた場合は、無条件で不可にします。 

図書館蔵書検索

(教科書)
石村貞夫他, 2009, 『やさしく学ぶ統計学──Excelによるアンケート処理』 東京図書、2500円+税 

関連科目

社会学総論 社会調査論 調査データ解析 質的調査法 地域社会学 産業社会学  

リンク先ホームページアドレス

http://r-takayama.at.webry.info/ 

備考

社会調査士資格の「B科目」に指定されています 



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