UNIVERSITY OF TOYAMA SYLLABUS 富山大学
2019年度 授業案内
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>> 経済学部経済学科
  授業科目名
ミクロ経済学U‐A マイシラバス
  (英文名)
MicroeconomicsU‐A
  担当教員(所属)
岩田 真一郎(経済学部)
  授業科目区分
専門教育科目 昼間主開講・発展科目
  授業種別
講義科目
  COC+科目
-
  開講学期
第3ターム・火曜1限
第3ターム・金曜3限

  対象所属

  対象学年
2年
  時間割コード
131116
  単位数
2単位
  ナンバリングコード
1B1-38013-0600
  最終更新日時
19/02/04

  オフィスアワー(自由質問時間)
 

  リアルタイム・アドバイス:更新日   
 

  授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標)
ミクロ経済学II-A・Bは,完全競争市場という理想的な市場が成立しない場合(不完全競争市場)について,消費者や企業がどのように行動するかを考えます. そして,様々な不完全競争市場の理論モデルを構築し, そのような市場の問題点を明らかにします.

  教育目標
理論モデルを構築することの重要性と面白さを知る.

  達成目標
グラフや数学を用いて理論モデルを構築することにより現実の諸課題を分析する能力を育みます.

また,公務員試験や経済学検定試験で課せられるミクロ経済学に挑戦できる程度を目標に,解析能力を高めてゆきます.


  授業計画(授業の形式、スケジュール等)
講義(講義ノートを配布します),講義中の演習問題(『ミクロ経済学ワークブック』),ミニテストの取り組み,自習用のスタディ・ガイドの取り組みなどを通じて,以下の内容を修得します.

【ミクロ経済学II-A】
●ミクロ経済学Iの復習
ミクロ経済学Iで学習した企業の費用に関する概念,および生産行動について復習します.この際,最大化問題や最小化問題に伴う微分の知識を再確認します.

●独占の理論
財やサービスを供給する主体が1社しかない場合に,その企業がとる価格戦略について学びます.また,独占に対する政府の政策や独占禁止法,特許法の役割について考えます.

【ミクロ経済学II-B】
●独占的競争の理論
製品は差別化されているが,競争相手が多い市場を分析します.このような市場では,絶えず製品を差別化しないと正の利潤を確保できないことを学びます.

●寡占の理論
財やサービスを供給する主体が数社しかない場合,1つの企業の戦略が他の企業の利潤に大きな影響を与えます.このため,寡占企業は互いの戦略を予想して,自社がとる価格,数量,広告戦略を考えます. 寡占市場を説明する理論モデルとしてゲーム理論の考え方にも触れます. さらに,構築された理論モデルを使って, 寡占市場の問題点について明らかにします.

●情報の非対称性
現実の世界では,売り手と買い手の間に製品の品質などに関して情報が対称的ではないことがよく起こります.例えば,住宅の取引では,買い手は売り手ほど製品の品質に関する情報を持ち合わせてはいません.労働市場では,経営者は労働者の能力や努力を完全には観察できません.そこで,情報の非対称性が市場取引に与える影響を分析し,情報の非対称性による問題点を明らかにします.さらに,情報の非対称性を解消するために,どのような取り組みが行われているかを紹介します.

【スケジュール】
スケジュールは以下の通りです.
第1回 企業行動1:費用1
第2回 企業行動1:費用2
第3回 企業行動1:費用3
第4回 企業行動1:費用4
第5回 企業行動2:生産1
第6回 企業行動2:生産2
第7回 企業行動2:生産3
第8回 企業行動2:生産4
第9回 独占1    
第10回 独占2 
第11回 独占3
第12回 独占4    
第13回 独占5
第14回 独占6
第15回 独占7


  授業時間外学修
事前学修としては参考テキストの該当する章を読み込んで下さい.また,一部スタディ・ガイドを用意しますので事後学修にご利用下さい.

  キーワード
 

  履修上の注意
家計行動および企業行動を理論的に考え,市場経済の構造を理解しようとするためには,体系だった学習が重要です.また,数学的描写も欠かせません.1年次に,「経済学入門」, 「経営経済数学I,II」,2年次に「ミクロ経済学I」を修得しておいてください.

  成績評価の方法
期末試験

  教科書・参考書等    図書館蔵書検索
【教科書】
岩田真一郎(2016)『ミクロ経済学ワークブック』新世社(本体2400円+税)
練習問題集です.こちらを用いて講義中に練習問題を解いてゆきます.

【参考書】購入するかどうかは各自でご判断ください.
1.スティーヴン・レヴィット他(2018)『レヴィットミクロ経済学ミクロ経済学発展編』東洋経済新報社.
この講義の内容(レベル)に一番近いテキストです.講義では,A・Bを通してこのテキストの第9章から第12章,第15章の内容をカバーします.練習問題も豊富に用意されています.
2.神取道宏(2014)『ミクロ経済学の力』日本評論社.
評判の高いテキストです.講義では,A・Bを通してこのテキストの第5章から第9章の内容をカバーします.
3.芦谷政浩(2009)『ミクロ経済学』有斐閣.
このテキストは中級・上級向けですが,抽象的な記述に止まらず,具体的な例が豊富で,どのように経済学の考え方が実際の社会に応用されるかを理解できるように工夫されています.さらに,公務員など各種検定試験の出題傾向に沿った練習問題が収録されているので,公務員希望の方にも適しています.


  関連科目
経済学入門,経営経済数学,ミクロ経済学,マクロ経済学,公共経済学,産業経済学,ゲーム分析.

  リンク先ホームページアドレス
http://www3.u-toyama.ac.jp/iwata/iwataja.html
  備考  

000162
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富山大学 SYLLABUS
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経済学部経済学科
授業科目名
ミクロ経済学U‐A  マイシラバス
英語名

MicroeconomicsU‐A 

担当教員

岩田 真一郎(経済学部) 

授業科目区分

専門教育科目 昼間主開講・発展科目 

授業種別

講義科目 

COC+科目

開講学期

第3ターム・火曜1限
第3ターム・金曜3限 

対象所属

 

対象学生

2年 

時間割コード

131116 

単位数

2単位 

1B1-38013-0600

最終更新日時

19/02/04 

オフィスアワー

  

更新日  

  

授業のねらいとカリキュラム上の位置付け

ミクロ経済学II-A・Bは,完全競争市場という理想的な市場が成立しない場合(不完全競争市場)について,消費者や企業がどのように行動するかを考えます. そして,様々な不完全競争市場の理論モデルを構築し, そのような市場の問題点を明らかにします. 

教育目標

理論モデルを構築することの重要性と面白さを知る. 

達成目標

グラフや数学を用いて理論モデルを構築することにより現実の諸課題を分析する能力を育みます.

また,公務員試験や経済学検定試験で課せられるミクロ経済学に挑戦できる程度を目標に,解析能力を高めてゆきます. 

授業計画

講義(講義ノートを配布します),講義中の演習問題(『ミクロ経済学ワークブック』),ミニテストの取り組み,自習用のスタディ・ガイドの取り組みなどを通じて,以下の内容を修得します.

【ミクロ経済学II-A】
●ミクロ経済学Iの復習
ミクロ経済学Iで学習した企業の費用に関する概念,および生産行動について復習します.この際,最大化問題や最小化問題に伴う微分の知識を再確認します.

●独占の理論
財やサービスを供給する主体が1社しかない場合に,その企業がとる価格戦略について学びます.また,独占に対する政府の政策や独占禁止法,特許法の役割について考えます.

【ミクロ経済学II-B】
●独占的競争の理論
製品は差別化されているが,競争相手が多い市場を分析します.このような市場では,絶えず製品を差別化しないと正の利潤を確保できないことを学びます.

●寡占の理論
財やサービスを供給する主体が数社しかない場合,1つの企業の戦略が他の企業の利潤に大きな影響を与えます.このため,寡占企業は互いの戦略を予想して,自社がとる価格,数量,広告戦略を考えます. 寡占市場を説明する理論モデルとしてゲーム理論の考え方にも触れます. さらに,構築された理論モデルを使って, 寡占市場の問題点について明らかにします.

●情報の非対称性
現実の世界では,売り手と買い手の間に製品の品質などに関して情報が対称的ではないことがよく起こります.例えば,住宅の取引では,買い手は売り手ほど製品の品質に関する情報を持ち合わせてはいません.労働市場では,経営者は労働者の能力や努力を完全には観察できません.そこで,情報の非対称性が市場取引に与える影響を分析し,情報の非対称性による問題点を明らかにします.さらに,情報の非対称性を解消するために,どのような取り組みが行われているかを紹介します.

【スケジュール】
スケジュールは以下の通りです.
第1回 企業行動1:費用1
第2回 企業行動1:費用2
第3回 企業行動1:費用3
第4回 企業行動1:費用4
第5回 企業行動2:生産1
第6回 企業行動2:生産2
第7回 企業行動2:生産3
第8回 企業行動2:生産4
第9回 独占1    
第10回 独占2 
第11回 独占3
第12回 独占4    
第13回 独占5
第14回 独占6
第15回 独占7 

授業時間外学修

事前学修としては参考テキストの該当する章を読み込んで下さい.また,一部スタディ・ガイドを用意しますので事後学修にご利用下さい. 

キーワード

  

履修上の注意

家計行動および企業行動を理論的に考え,市場経済の構造を理解しようとするためには,体系だった学習が重要です.また,数学的描写も欠かせません.1年次に,「経済学入門」, 「経営経済数学I,II」,2年次に「ミクロ経済学I」を修得しておいてください. 

成績評価の方法

期末試験 

図書館蔵書検索

【教科書】
岩田真一郎(2016)『ミクロ経済学ワークブック』新世社(本体2400円+税)
練習問題集です.こちらを用いて講義中に練習問題を解いてゆきます.

【参考書】購入するかどうかは各自でご判断ください.
1.スティーヴン・レヴィット他(2018)『レヴィットミクロ経済学ミクロ経済学発展編』東洋経済新報社.
この講義の内容(レベル)に一番近いテキストです.講義では,A・Bを通してこのテキストの第9章から第12章,第15章の内容をカバーします.練習問題も豊富に用意されています.
2.神取道宏(2014)『ミクロ経済学の力』日本評論社.
評判の高いテキストです.講義では,A・Bを通してこのテキストの第5章から第9章の内容をカバーします.
3.芦谷政浩(2009)『ミクロ経済学』有斐閣.
このテキストは中級・上級向けですが,抽象的な記述に止まらず,具体的な例が豊富で,どのように経済学の考え方が実際の社会に応用されるかを理解できるように工夫されています.さらに,公務員など各種検定試験の出題傾向に沿った練習問題が収録されているので,公務員希望の方にも適しています. 

関連科目

経済学入門,経営経済数学,ミクロ経済学,マクロ経済学,公共経済学,産業経済学,ゲーム分析. 

リンク先ホームページアドレス

http://www3.u-toyama.ac.jp/iwata/iwataja.html 

備考

  



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