UNIVERSITY OF TOYAMA SYLLABUS 富山大学
2019年度 授業案内
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>> 経済学部
  授業科目名
経済学入門 マイシラバス
  (英文名)
Introduction to Economics
  担当教員(所属)
中村 和之(経済学部), 岩田 真一郎(経済学部)
  授業科目区分
専門教育科目 必修科目
  授業種別
講義科目
  COC+科目
-
  開講学期
後期・金曜1限
  対象所属

  対象学年
1、2、3、4年
  時間割コード
131033
  単位数
2単位
  ナンバリングコード
1B9-38019-0200
  最終更新日時
19/02/10

  オフィスアワー(自由質問時間)
 

  リアルタイム・アドバイス:更新日   
■再履修で単位取得に挑戦する人へ
・期末試験で合格点に達しなかった人には,理解を確かなものにするための自習時間が不足しているという共通した特徴があります.毎回の授業への出席は当然のことですが,(1)授業の進捗にあわせてMoodleで提供されている課題を解く,(2)授業中に配布するスタディガイドを解いて添削を受ける,(3)期末試験の過去問を解いてみる,といったことに取り組んで自習時間を確保して下さい.


  授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標)
 経済学は,一国の富である国内総生産の問題や失業の問題といった問題だけではなく,医療,年金,環境,交通混雑,教育,住宅,消費者保護など日ごろ私たちが接する機会の多い問題を理解する上でも有用な学問です.授業では,基礎的な経済分析を通じて,経済学の理論が先にあげたような問題にどう応用できるかを明らかにします.
 この授業は,経済学科所属の皆さんにとっては,2年次以降に学ぶミクロ経済学やマクロ経済学に先立つ導入科目と位置づけられます.また,経営学科や経営法学科の皆さんが企業経営や法律について学ぶときにも,経済学の理論は有益な視点を提供してくれるでしょう.
 人や社会,組織を巡る様々な出来事に興味をもつ全ての人が,2年次以降の専門的な学習を実り多いものにするために,この授業に意欲的に取り組まれることを期待しています.


  教育目標
 

  達成目標
 私たちの身の回りにある様々な問題を経済学の理論を用いて独力で考えることができるようになることが第一の達成目標です.具体的には,経済分析の基礎となる需要曲線と供給曲線,総余剰といった道具やその考え方を理解して使いこなせるようになることを目指します.
 この授業で学ぶことは膨大な蓄積のある経済学の考え方の一部分に過ぎません.経済学には,この授業ではお話できないけれども大切で興味深い問題が数多くあります.より進んだ授業にステップ・アップできるような実力を養うことが第二の達成目標です.
 履修者全体の最低8割の人が,この達成目標に到達して単位を修得することを目標とします.


  授業計画(授業の形式、スケジュール等)
授業は,15回の教室講義+1週180分程度の自習+期末試験,で構成され,以下のことを学びます.

◆経済学の考え方を学ぶ
 私たちは生活をしていく上でどのような選択を下しているのか,人々は互いにどのように影響しあっているのか,政府の政策は私たちの生活にどのような影響を及ぼしているのかを経済学的に考えていきます.
 第1回 ガイダンス,経済学的な考え方[1]
 第2回 経済学的な考え方[2]

◆市場の役割について学ぶ
 私たちは,価格を媒介として(市場を通して),自分の欲求を満たすために,自由に物を買ったり,売ったりしています.この行動が世の中にとって望ましい状況を作り出すことを説明します.(どのような状況が世の中にとって望ましいのでしょうか?)
 第3回 需要の理論[1]需要曲線とそのシフト
 第4回 需要の理論[2]消費者余剰
 第5回 供給の理論[1]供給曲線とそのシフト
 第6回 供給の理論[2]生産者余剰
 第7回 市場の理論[1]価格の役割
 第8回 市場の理論[2]比較静学分析
 第9回 市場の効率性[1]市場均衡と社会的余剰

◆政府の役割について学ぶ
 私たちの自由な諸活動だけに任せておけば,世の中が良くなるのであれば,政府は必要ありません.政府はなぜ必要なのでしょうか? 経済学で考える政府の役割の2つあります(なんでしょうか?).授業では,現在の日本の政府(地方自治体も含む)が経済学で考える政府の役割を果たしているかどうか考えてゆきます.
 第10回 完全競争市場に対する政府介入[1]価格規制と参入規制
 第11回 完全競争市場に対する政府介入[2]財・サービスに対する課税の効果
 第12回 市場の失敗[1]正の外部効果
 第13回 市場の失敗[2]公共財
 第14回 市場の失敗[2]負の外部効果とピグー税

 第15回 授業の全体像を復習

◆事前の準備
 この講義では2次元のグラフを多用します.2次元のグラフの見方に自信がない受講生は中学や高校時代に学んだ数学を予め復習して下さい.

◆授業期間中の自習
 学習の成果は教室での講義以外に予習・復習に充てる自習時間によって大きく変わります.皆さんの殆どは,抽象的な理論を用いて社会の出来事を考えるという作業に慣れていません.また,経済学で用いられる専門用語や概念の理解には時間と若干の忍耐を要します.したがって,教室で講義を聞くだけで十分な理解度に到達することは不可能です.
 担当教員は,意欲的に取り組む全ての履修者が先に述べた理解度達成目標に到達できるように,宿題や課題の出題,リーディング・リストの提示,スタディガイドの提供等でバックアップします.履修者の皆さんはこれらを積極的に活用して効率的に自習して下さい.
 もちろん,毎回,出席することが経済学を修得する近道であることは言うまでもありません.経済学の授業は一歩ずつ階段を上って行くような積み上げ式になっています.したがって,授業を一度でも欠席すると遅れを取り戻すために大変な労力を要します.


  授業時間外学修
この授業では事前・事後学修のために以下の教材を準備しています.受講生のみなさんはこれらを活用して知識の定着と応用力の涵養を図ってください.
1 学修管理システムMoodleでコースを開設して,Web上で解答できる課題を約210問用意しています.
 ・講義の進捗状況に応じて取り組むとともに,期末試験前の事後学修に利用してください.
2 各セクションごとに,作図や計算,論述問題を中心とした「スタディガイド」(全6冊)を配布します.
 ・解答の上,提出してもらえれば添削の上,返却します.
3 講義で使うスライドやノートはMoodle上で公開,閲覧できます
 ・事前学修に利用ください
4 期末試験の過去問を解答例つきでMoodle上で公開しています.
 ・授業の総復習を兼ねて取り組んでください
5 期末試験前に,プリント「この授業で良い成績をとるために」を配布します.
 ・この授業で身につけるべき知識や能力がリストアップされているので,必ずチェックしてください.


  キーワード
需要と供給,市場,価格,効率性.

  履修上の注意
 この授業は2人の教員によって並行して2クラスが開講されます.2つのクラスの間に内容の差異はありません.1年生は予め指定されたクラスで受講して下さい.
 この授業は経済学部生の必修科目です.なるべく1年生の間に単位を取得してください.成績評価は期末試験のみで行いますが,毎回の授業に出席していないと内容の理解は困難です.


  成績評価の方法
期末試験の成績で評価します.期末試験の得点が60点以上ならば合格です.50点以上60点未満の受講生は救済措置として宿題の取組み状況を勘案します.50点未満の受講生は不合格とします.

  教科書・参考書等    図書館蔵書検索
教室講義ではプリントを配布します.自習や授業の説明が分かりにくかったときには,下記のテキストを参考にしてください.
・家森信善・小川光(2007)『基礎からわかるミクロ経済学 第2版』中央経済社.


  関連科目
 グラフや簡単な数式を用いて授業をするので,この授業を容易に理解するために「経営経済の基礎数学I」を履修することを勧めます.
 最初にお話ししたように,経済学を用いて考えることができる問題は多岐にわたっています.特に,ファイナンス,国際・地域,公共政策,社会経済の各コースに進むことを考えている人には,将来の履修科目とこの授業の内容は深く関係しています.


  リンク先ホームページアドレス
 
  備考  

000140
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PDF生成
経済学部
授業科目名
経済学入門  マイシラバス
英語名

Introduction to Economics 

担当教員

中村 和之(経済学部), 岩田 真一郎(経済学部) 

授業科目区分

専門教育科目 必修科目 

授業種別

講義科目 

COC+科目

開講学期

後期・金曜1限 

対象所属

 

対象学生

1、2、3、4年 

時間割コード

131033 

単位数

2単位 

1B9-38019-0200

最終更新日時

19/02/10 

オフィスアワー

  

更新日  

■再履修で単位取得に挑戦する人へ
・期末試験で合格点に達しなかった人には,理解を確かなものにするための自習時間が不足しているという共通した特徴があります.毎回の授業への出席は当然のことですが,(1)授業の進捗にあわせてMoodleで提供されている課題を解く,(2)授業中に配布するスタディガイドを解いて添削を受ける,(3)期末試験の過去問を解いてみる,といったことに取り組んで自習時間を確保して下さい. 

授業のねらいとカリキュラム上の位置付け

 経済学は,一国の富である国内総生産の問題や失業の問題といった問題だけではなく,医療,年金,環境,交通混雑,教育,住宅,消費者保護など日ごろ私たちが接する機会の多い問題を理解する上でも有用な学問です.授業では,基礎的な経済分析を通じて,経済学の理論が先にあげたような問題にどう応用できるかを明らかにします.
 この授業は,経済学科所属の皆さんにとっては,2年次以降に学ぶミクロ経済学やマクロ経済学に先立つ導入科目と位置づけられます.また,経営学科や経営法学科の皆さんが企業経営や法律について学ぶときにも,経済学の理論は有益な視点を提供してくれるでしょう.
 人や社会,組織を巡る様々な出来事に興味をもつ全ての人が,2年次以降の専門的な学習を実り多いものにするために,この授業に意欲的に取り組まれることを期待しています. 

教育目標

  

達成目標

 私たちの身の回りにある様々な問題を経済学の理論を用いて独力で考えることができるようになることが第一の達成目標です.具体的には,経済分析の基礎となる需要曲線と供給曲線,総余剰といった道具やその考え方を理解して使いこなせるようになることを目指します.
 この授業で学ぶことは膨大な蓄積のある経済学の考え方の一部分に過ぎません.経済学には,この授業ではお話できないけれども大切で興味深い問題が数多くあります.より進んだ授業にステップ・アップできるような実力を養うことが第二の達成目標です.
 履修者全体の最低8割の人が,この達成目標に到達して単位を修得することを目標とします. 

授業計画

授業は,15回の教室講義+1週180分程度の自習+期末試験,で構成され,以下のことを学びます.

◆経済学の考え方を学ぶ
 私たちは生活をしていく上でどのような選択を下しているのか,人々は互いにどのように影響しあっているのか,政府の政策は私たちの生活にどのような影響を及ぼしているのかを経済学的に考えていきます.
 第1回 ガイダンス,経済学的な考え方[1]
 第2回 経済学的な考え方[2]

◆市場の役割について学ぶ
 私たちは,価格を媒介として(市場を通して),自分の欲求を満たすために,自由に物を買ったり,売ったりしています.この行動が世の中にとって望ましい状況を作り出すことを説明します.(どのような状況が世の中にとって望ましいのでしょうか?)
 第3回 需要の理論[1]需要曲線とそのシフト
 第4回 需要の理論[2]消費者余剰
 第5回 供給の理論[1]供給曲線とそのシフト
 第6回 供給の理論[2]生産者余剰
 第7回 市場の理論[1]価格の役割
 第8回 市場の理論[2]比較静学分析
 第9回 市場の効率性[1]市場均衡と社会的余剰

◆政府の役割について学ぶ
 私たちの自由な諸活動だけに任せておけば,世の中が良くなるのであれば,政府は必要ありません.政府はなぜ必要なのでしょうか? 経済学で考える政府の役割の2つあります(なんでしょうか?).授業では,現在の日本の政府(地方自治体も含む)が経済学で考える政府の役割を果たしているかどうか考えてゆきます.
 第10回 完全競争市場に対する政府介入[1]価格規制と参入規制
 第11回 完全競争市場に対する政府介入[2]財・サービスに対する課税の効果
 第12回 市場の失敗[1]正の外部効果
 第13回 市場の失敗[2]公共財
 第14回 市場の失敗[2]負の外部効果とピグー税

 第15回 授業の全体像を復習

◆事前の準備
 この講義では2次元のグラフを多用します.2次元のグラフの見方に自信がない受講生は中学や高校時代に学んだ数学を予め復習して下さい.

◆授業期間中の自習
 学習の成果は教室での講義以外に予習・復習に充てる自習時間によって大きく変わります.皆さんの殆どは,抽象的な理論を用いて社会の出来事を考えるという作業に慣れていません.また,経済学で用いられる専門用語や概念の理解には時間と若干の忍耐を要します.したがって,教室で講義を聞くだけで十分な理解度に到達することは不可能です.
 担当教員は,意欲的に取り組む全ての履修者が先に述べた理解度達成目標に到達できるように,宿題や課題の出題,リーディング・リストの提示,スタディガイドの提供等でバックアップします.履修者の皆さんはこれらを積極的に活用して効率的に自習して下さい.
 もちろん,毎回,出席することが経済学を修得する近道であることは言うまでもありません.経済学の授業は一歩ずつ階段を上って行くような積み上げ式になっています.したがって,授業を一度でも欠席すると遅れを取り戻すために大変な労力を要します.
 

授業時間外学修

この授業では事前・事後学修のために以下の教材を準備しています.受講生のみなさんはこれらを活用して知識の定着と応用力の涵養を図ってください.
1 学修管理システムMoodleでコースを開設して,Web上で解答できる課題を約210問用意しています.
 ・講義の進捗状況に応じて取り組むとともに,期末試験前の事後学修に利用してください.
2 各セクションごとに,作図や計算,論述問題を中心とした「スタディガイド」(全6冊)を配布します.
 ・解答の上,提出してもらえれば添削の上,返却します.
3 講義で使うスライドやノートはMoodle上で公開,閲覧できます
 ・事前学修に利用ください
4 期末試験の過去問を解答例つきでMoodle上で公開しています.
 ・授業の総復習を兼ねて取り組んでください
5 期末試験前に,プリント「この授業で良い成績をとるために」を配布します.
 ・この授業で身につけるべき知識や能力がリストアップされているので,必ずチェックしてください. 

キーワード

需要と供給,市場,価格,効率性. 

履修上の注意

 この授業は2人の教員によって並行して2クラスが開講されます.2つのクラスの間に内容の差異はありません.1年生は予め指定されたクラスで受講して下さい.
 この授業は経済学部生の必修科目です.なるべく1年生の間に単位を取得してください.成績評価は期末試験のみで行いますが,毎回の授業に出席していないと内容の理解は困難です. 

成績評価の方法

期末試験の成績で評価します.期末試験の得点が60点以上ならば合格です.50点以上60点未満の受講生は救済措置として宿題の取組み状況を勘案します.50点未満の受講生は不合格とします. 

図書館蔵書検索

教室講義ではプリントを配布します.自習や授業の説明が分かりにくかったときには,下記のテキストを参考にしてください.
・家森信善・小川光(2007)『基礎からわかるミクロ経済学 第2版』中央経済社.
 

関連科目

 グラフや簡単な数式を用いて授業をするので,この授業を容易に理解するために「経営経済の基礎数学I」を履修することを勧めます.
 最初にお話ししたように,経済学を用いて考えることができる問題は多岐にわたっています.特に,ファイナンス,国際・地域,公共政策,社会経済の各コースに進むことを考えている人には,将来の履修科目とこの授業の内容は深く関係しています. 

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備考

  



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