UNIVERSITY OF TOYAMA SYLLABUS 富山大学
2019年度 授業案内
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>> 教養教育
  授業科目名
環境 マイシラバス
  (英文名)
Environmental Studies
  担当教員(所属)
雨宮 洋美(経済学部)
  授業科目区分
教養教育科目 総合科目系
  授業種別
講義科目
  COC+科目
地域志向科目
  開講学期
前期・火曜2限
  対象所属
 
  対象学年
1、2、3、4年
  時間割コード
101238
  単位数
2単位
  ナンバリングコード
1X1-00041-0100
  最終更新日時
20/01/29

  オフィスアワー(自由質問時間)
 

  リアルタイム・アドバイス:更新日   
基本的に、全回出席が前提の講義です。

  授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標)
サブタイトル:環境と現代文化
 環境問題には,大気汚染,騒音,振動,ゴミ問題などの日常生活に関わる問題から,地球温暖化,酸性雨,オゾン層の破壊,さらには環境ホルモンなど地球規模の問題まで,非常に広範囲の内容が含まれている。
 我々人類の生活が,環境に依存してそれを利用し,時にはそれをつくり変え,時には破壊しながら,その影響を大きく受けながら営まれてきたことは紛れもない事実である。その結果,人類の活動の影響が,地球の持っている寛容さや緩衝能力を超え,これほどに多くの環境問題を発生させることになったのである。
 2016年には富山において地球環境サミットが開催され,環境破壊防止のための国際協力体制が整いつつあります。我々は環境汚染をくい止め,子孫にこの青い地球を残すために,今何をなすべきかを考えねばならない時ではないでしょうか。
 そこで,本講義では,いろいろな専門分野の先生による輪講形式で,「環境」に対する多面的,学際的なアプローチを通して,我々の現代生活と環境との関わりを学び,現在および将来に向けて我々がどのように行動すべきかを考える起点となることを目指します。

 各分野での実務経験を有する学外者を講師(ゲストスピーカー)として招き,その実務経験を踏まえ,より実践的な講義を提供します。


  教育目標
教員、学生、各専門家と知見をシェアし、共にどうあるべきか、どうありたいかを考えていきましょう。

  達成目標
 科学的な知識を基に環境問題について思考する訓練となる。生産者も生活者も環境の担い手であるという意識を持ち、次世代を担う者がどのように環境問題に向き合っていけるのか考えられるようになる。

  授業計画(授業の形式、スケジュール等)
第1〜9回は雨宮 洋美(開発法学、民法)担当のイタイイタイ病学である。
 地元富山で起こった世界的に有名な公害病イ病は、既に終わったこととして扱われていることが多いが実態はそうではない。イ病訴訟が日本の公害史に残した功績を理解し、被害者、加害者、訴訟では第三者であるが住民の健康を担う役目にある行政が何をし何をしてこなかったのかを学び、いまだに残る課題を確認する。最終的に、未来を担う私たちがこれからできることを皆さんと考えたい。
【1】 雨宮洋美 オリエンテーション・イ病概要@
【2】 雨宮洋美 イ病概要A
【3】 イ病B 高木良信氏 原告・・体調確認
【4】 イ病C 青島恵子 萩野病院院長
【5】 イ病D 松波淳一先生 原告代理人 ・・詳細手紙
【6】 イ病E  新保孝治 県行政・患者認定
【7】 イ病F  西山貞義弁護士
【8】 イ病G  向井嘉之氏 教育ジャーナリズム論
【9】 イ病Hイタイイタイ病学総括 雨宮洋美
【10】【11】蒲池 浩之先生 (環境植物生理学)
次の2つのテーマで講義する。@イタイイタイ病から学ぶ土の大切さ、A人類と放射線。@では、我々が生きる上で植物がいかに重要な役割を果たしているのか、また、植物の生活の基盤である土壌が汚染されると、どのように我々の健康が脅かされるのか、について理解を深める。Aでは、東日本大震災での原発事故以降、耳にすることが多くなった「放射線」について、放射線とはどのようなものなのか、どう利用され、人体にはどのような影響を及ぼすのか、について講義する。
【12】【13】中村省吾先生(理学部・環境生物学)
 地球上の環境は,多種多様な生物と,それを取り巻く様々な環境からできている。そこでは生物相互の間や,生物と環境との間で影響を及ぼしあって,生命と環境が変化しつつも維持されてきた。この授業では,このような環境がどのように形成され,われわれ生物がそこでどのように誕生・進化してきたのか,また,生物(特にヒト)の活動が環境にどのような影響を及ぼしてきたのかを講義する。そして,この地球環境を生物を用いて保全する方法についても紹介したい。
【14】【15】 龍世祥先生(経済学部・環境経済学)
地域生活者が生命力・生産力・生活力の持ち主として地域循環における自然
価値・経済価値・人間価値の創造者でもあれば、所有者でもある。地域生活者に
とってはあらゆる価値の内在する生活空間そのものが価値を創造・所有する基本
条件である。講義においては,この視点から、公害や原発事故などにかかわる被
害補償と地域復興の課題を考えてみたい。



  授業時間外学修
 各先生が推薦している参考書と企画している授業計画によって,「環境」に対して興味・関心をもって受講すること。毎回の授業後、ノートを整理しておくこと、各先生が授業終了時に示す課題(レポート等)を作成し、提出期限(日時)を厳守すること。


  キーワード
公害、食の安全、ファイトレメディエーション、放射線
環境生物学,環境微生物学,Future Earth, 地域生活者,実務経験教員科目


  履修上の注意
教科書は使用しないので,受講者は毎回ノートをとっておくこと。


  成績評価の方法
◎担当の先生が各自に100点の配点で採点される評価点数を下記の式で総合に評価する。なお、採点要素の設定およびその評価基準については、各担当教員の裁量によるものとする。
          総合評価点数=担当先生採点×担当回数/15の合計点
*成績評価には、授業態度を加味する場合がある。
*無断での途中入退出、無許可での不要な携帯操作などは減点対象とする。


  教科書・参考書等    図書館蔵書検索
【以下すべて参考書】
雨宮洋美他共著. 向井嘉之編.2017「イタイイタイ病と教育」能登印刷出版部.1500円+税
松波淳一.2015「定本カドミウム被害百年回顧と展望」桂書房 4,200円
久保 幹他共著「環境微生物学」化学同人 3,000円+税
和田直也・今村弘子編著 「自然と経済から見つめる北東アジアの環境」富山大学出版
 会 1,800円+税
環境省「環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」(環境省HP公開)


  関連科目
 

  リンク先ホームページアドレス
 
  備考  

001463
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富山大学 SYLLABUS
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教養教育
授業科目名
環境  マイシラバス
英語名

Environmental Studies 

担当教員

雨宮 洋美(経済学部) 

授業科目区分

教養教育科目 総合科目系 

授業種別

講義科目 

COC+科目

地域志向科目 

開講学期

前期・火曜2限 

対象所属

  

対象学生

1、2、3、4年 

時間割コード

101238 

単位数

2単位 

1X1-00041-0100

最終更新日時

20/01/29 

オフィスアワー

  

更新日  

基本的に、全回出席が前提の講義です。 

授業のねらいとカリキュラム上の位置付け

サブタイトル:環境と現代文化
 環境問題には,大気汚染,騒音,振動,ゴミ問題などの日常生活に関わる問題から,地球温暖化,酸性雨,オゾン層の破壊,さらには環境ホルモンなど地球規模の問題まで,非常に広範囲の内容が含まれている。
 我々人類の生活が,環境に依存してそれを利用し,時にはそれをつくり変え,時には破壊しながら,その影響を大きく受けながら営まれてきたことは紛れもない事実である。その結果,人類の活動の影響が,地球の持っている寛容さや緩衝能力を超え,これほどに多くの環境問題を発生させることになったのである。
 2016年には富山において地球環境サミットが開催され,環境破壊防止のための国際協力体制が整いつつあります。我々は環境汚染をくい止め,子孫にこの青い地球を残すために,今何をなすべきかを考えねばならない時ではないでしょうか。
 そこで,本講義では,いろいろな専門分野の先生による輪講形式で,「環境」に対する多面的,学際的なアプローチを通して,我々の現代生活と環境との関わりを学び,現在および将来に向けて我々がどのように行動すべきかを考える起点となることを目指します。

 各分野での実務経験を有する学外者を講師(ゲストスピーカー)として招き,その実務経験を踏まえ,より実践的な講義を提供します。 

教育目標

教員、学生、各専門家と知見をシェアし、共にどうあるべきか、どうありたいかを考えていきましょう。 

達成目標

 科学的な知識を基に環境問題について思考する訓練となる。生産者も生活者も環境の担い手であるという意識を持ち、次世代を担う者がどのように環境問題に向き合っていけるのか考えられるようになる。 

授業計画

第1〜9回は雨宮 洋美(開発法学、民法)担当のイタイイタイ病学である。
 地元富山で起こった世界的に有名な公害病イ病は、既に終わったこととして扱われていることが多いが実態はそうではない。イ病訴訟が日本の公害史に残した功績を理解し、被害者、加害者、訴訟では第三者であるが住民の健康を担う役目にある行政が何をし何をしてこなかったのかを学び、いまだに残る課題を確認する。最終的に、未来を担う私たちがこれからできることを皆さんと考えたい。
【1】 雨宮洋美 オリエンテーション・イ病概要@
【2】 雨宮洋美 イ病概要A
【3】 イ病B 高木良信氏 原告・・体調確認
【4】 イ病C 青島恵子 萩野病院院長
【5】 イ病D 松波淳一先生 原告代理人 ・・詳細手紙
【6】 イ病E  新保孝治 県行政・患者認定
【7】 イ病F  西山貞義弁護士
【8】 イ病G  向井嘉之氏 教育ジャーナリズム論
【9】 イ病Hイタイイタイ病学総括 雨宮洋美
【10】【11】蒲池 浩之先生 (環境植物生理学)
次の2つのテーマで講義する。@イタイイタイ病から学ぶ土の大切さ、A人類と放射線。@では、我々が生きる上で植物がいかに重要な役割を果たしているのか、また、植物の生活の基盤である土壌が汚染されると、どのように我々の健康が脅かされるのか、について理解を深める。Aでは、東日本大震災での原発事故以降、耳にすることが多くなった「放射線」について、放射線とはどのようなものなのか、どう利用され、人体にはどのような影響を及ぼすのか、について講義する。
【12】【13】中村省吾先生(理学部・環境生物学)
 地球上の環境は,多種多様な生物と,それを取り巻く様々な環境からできている。そこでは生物相互の間や,生物と環境との間で影響を及ぼしあって,生命と環境が変化しつつも維持されてきた。この授業では,このような環境がどのように形成され,われわれ生物がそこでどのように誕生・進化してきたのか,また,生物(特にヒト)の活動が環境にどのような影響を及ぼしてきたのかを講義する。そして,この地球環境を生物を用いて保全する方法についても紹介したい。
【14】【15】 龍世祥先生(経済学部・環境経済学)
地域生活者が生命力・生産力・生活力の持ち主として地域循環における自然
価値・経済価値・人間価値の創造者でもあれば、所有者でもある。地域生活者に
とってはあらゆる価値の内在する生活空間そのものが価値を創造・所有する基本
条件である。講義においては,この視点から、公害や原発事故などにかかわる被
害補償と地域復興の課題を考えてみたい。

 

授業時間外学修

 各先生が推薦している参考書と企画している授業計画によって,「環境」に対して興味・関心をもって受講すること。毎回の授業後、ノートを整理しておくこと、各先生が授業終了時に示す課題(レポート等)を作成し、提出期限(日時)を厳守すること。
 

キーワード

公害、食の安全、ファイトレメディエーション、放射線
環境生物学,環境微生物学,Future Earth, 地域生活者,実務経験教員科目 

履修上の注意

教科書は使用しないので,受講者は毎回ノートをとっておくこと。
 

成績評価の方法

◎担当の先生が各自に100点の配点で採点される評価点数を下記の式で総合に評価する。なお、採点要素の設定およびその評価基準については、各担当教員の裁量によるものとする。
          総合評価点数=担当先生採点×担当回数/15の合計点
*成績評価には、授業態度を加味する場合がある。
*無断での途中入退出、無許可での不要な携帯操作などは減点対象とする。
 

図書館蔵書検索

【以下すべて参考書】
雨宮洋美他共著. 向井嘉之編.2017「イタイイタイ病と教育」能登印刷出版部.1500円+税
松波淳一.2015「定本カドミウム被害百年回顧と展望」桂書房 4,200円
久保 幹他共著「環境微生物学」化学同人 3,000円+税
和田直也・今村弘子編著 「自然と経済から見つめる北東アジアの環境」富山大学出版
 会 1,800円+税
環境省「環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」(環境省HP公開)
 

関連科目

  

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備考

  



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